【注目】球場が「街の顔」に。北海道で始まった新イノベの真相
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洋の東西を問わず、大規模スポーツ大会を誘致する際に必ず話題となるのが「そんなデカい競技場を作って、いったい大会が終わればどうするのか」という議論です。
あれだけ盛り上がった2002日韓ワールドカップの競技場は大赤字を垂れ流した上、東京オリンピック、カタールで開かれたサッカーW杯もご多分に漏れず、同様の議論が湧き出ました(カタールでは実際に解体作業が始まったようですが)。
ところがその「箱モノ」が、なんと街づくり・地域交流の中心施設として建設ラッシュなのをご存知でしょうか。今回の特集では、北海道に今年新設された日本ハムファイターズの新球場と周辺エリア「Fビレッジ」を取り上げます。
野球に興味がなくてもBBQや温泉を楽しめる、興味のある人は試合に加えてアトラクションやショッピングでさらに満足できる、国内にはなかなかない施設ができるまでの過程を取材しました。
足元では日本ハムの成績が振るわないことや、現状のアクセスが厳しいこともあって空席がやや目立つようですが、まだ始まったばかり。今後の北海道の新名所となることを期待したいと思います。
(そして私も実際に行って、球場で醸造したクラフトビールを飲みたいと強く思いました)ファイターズさんの壮大な夢に感銘を受け、私達もエスコンフィールドで世界初となる「野球観戦ができるクラフトビール醸造レストラン」の【そらとしばbyよなよなエール】を運営し、街作りの一端を担っています。
野球観戦ができない日も一日楽しめるエリアだというのは行ってみると誰でも感じるはず。そんな私自身もエスコンフィールドでクラフトビールを飲んで癒されている一人です。エスコンフィールドとその周辺エリアは今後益々進化していきますし、「箱モノ」に頼らないソフト面での工夫も素晴らしいのでそれもどんどん進化していくと思います。
ファイターズさんと共に、誰もまだ見ぬ街を作って行くのが本当に楽しみです!日本ハムファイターズの取り組みは、スポーツビジネスの新たな潮流を象徴する出来事だと考えられます。
単なる宣伝・イメージ作りでしかなかったプロスポーツが、スタジアム運営を通じてスタジアム内の収益最大化を図り、スタジアム周囲の”地域”や”街”を巻き込んでいく。
日本におけるスポーツビジネスの発展に目が離せません。