“中国人爆買い離れ”で苦しむラオックス。「バブル期のシンボル」買収で延命なるか
日刊SPA!
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中国資本の受け入れによる再生というアングルは、ひとつの切り口になりえる。
もちろん、全ての企業に適用できるわけではないので、バーニーズの再生がこれだ約束されるとは思えない。
ただ、精神論で中国資本の受け入れを拒絶して倒れるくらいなら、再生のきっかけ獲得のために合理論で受け入れることも検討すべきだろう。
それは、決して軍門にくだるというネガティブなものではなく、戦略的売却というポジティブなものと捉えるべきである。
元々ラオックスが蘇寧電器からの資本を受け入れてなければ、そもそも今日まで生き延びていたかも相当疑わしい。
もちろん、最近は苦しい状況ではあるが、少なくとも一時は蘇寧電器だからこそ実現できる中国人インバウンド獲得により再生のきっかけを掴んだのも事実である。
そして、国内の雇用の一部を守れたことも事実である。
逆に言えば、戦略的売却には、買い手がつくほどの魅力があるうちにアクションを起こすという、タイミングが極めて重要となる。
売却を十羽一絡げでネガティブに捉えていると、そのタイミングを逸しかねない。
戦略的売却の意義について、改めて考えるべきではないか。外国人観光客の訪日目的が、買い物から体験に移ってきているようなので、爆買い需要頼みのビジネスは厳しいかもしれません。
家電販売においても、体感やエンタメのような要素を盛り込んだプロモーションが必要かもしれません。