ラピダス、4年後に技術者1千人へ
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短期的にはIBMが開発しているGAAをモノにすることが先決なので、プロセスエンジニアの比率を高めにして人員を揃える計画だと思われます。
先端半導体は設備を買ってくれば誰でも作れる産業ではありませんので、長い目で見ると設備管理、材料、半導体回路設計、パッケージング技術者を揃えないと製品が形になりません。
そこに資材調達、知財などが加わることでようやくビジネスとして回り始めることになります。
上記スキルセットをどのような計画で揃えていくのか、それらのスキルを持続的に得ていくための社内、社外教育制度をどうするのかをしっかり議論していくことが重要であると感じます。
特に後半の「教育」については課題感を持っており、単に外部からお金を出してスキルを獲得するという安易な動きに終始してほしくないというのが私の意見です。
最初のうちは海外の半導体技術者にとって安全安心、かつ物価の安い日本での働き口が得られるという意味で人は集まると思います。
しかしこの方法は長く続くかわからないので、産業を支えるために必要な教育面でもしっかりと国の支援を期待したいです。国内でスキルを持ったエンジニアの確保は困難になっているので、海外からエンジニアを招聘することは避けられないのではないでしょうか。
そうなると待遇面で国内企業とは大きく差が出てくるかもしれません。