[北京 27日 ロイター] - 中国銀行保険監督管理委員会(銀保監会)は27日、中小企業や零細企業の資金調達コストを引き下げると表明した。

銀保監会は声明で「過剰融資」のリスクを防ぎつつ、中小企業に合理的な与信を行うと説明。

市場の活力を促進し信頼を高めるため、中小零細企業向けの金融サービスの質を向上させるとしている。

また金融機関は指標プライムレートと中小零細企業の特性に基づいて、貸出金利を合理的に設定する必要があるとした。

さらに、中小企業の信用構造を最適化し、1000万元(144万ドル)以上の与信枠を持つ中小企業の合理的な資金需要に応えるという。

規制当局は、金融機関は事業や生産以外の目的の融資を更新すべきではなく、借り換えで信用リスクを隠すべきではないとした。