もはや何度もプロンプト入力するのも不要、指示出し一発で仕事を完遂してくれる「Auto-GPT」とは
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「ChatGPTはもう古い。Auto-GPTがアツい」そう評価する人もSNS上ではかなり増えているようです。
Auto-GPTはその名の通り、ある種GPT-4を使った作業を自動化させるためのツールで、現在は試験的に公開されています。国内ではまだChatGPTほど記事も見掛けませんが、海外の記事や投稿をいくつか拾ってみると、
■Auto-GPTの特徴
①作業が完了するまで、自動的にタスク/目標を指示する
②複数のGPT-4を連動してタスクをこなす
③インターネットアクセスと、ファイルの読み・書きが可能
④何が完了したかを知るための記憶機能
つまり、インターネットにアクセスしつつ、ある程度の記憶量を持ってファイルにも読み書きが可能な、プロンプト自動生成ツールというイメージです。一般的にはChatGPTは「対話ツール」「チャットボット」のイメージがありますが、その仕組みを活用してプロンプトを勝手に生成させることで、多様な作業を自動化させられるというわけで、次のような想定ケースが話題に挙がっています。
■想定される活用ケース(一部はすでに実行されている)
・自動コーディング
・販売予測・需要予測の自動化
・カスタマーサポートの自動化(多言語対応)
・市場リサーチ・商品リサーチの自動化
・SNSのいいね・リツイートの自動化
・金融・投資アドバイザー(データ分析&レコメンド)
・Webサイト制作の自動化
記事タイトルには「指示出し一発で」とありますが、使用にはプロゴラミング言語の知識が必要で、ある程度の作業も必要なため「エンジニアにとっては一発で」くらいで捉えたほうが良さそうです。また、指示の柔軟性が低いと感じる場合もあるとのことで、「なんでも自動でやってくれる!」的な希望的観測は禁物かと思います。
(私自身も情報収集中で、上記は自分自身で試したものではないため、参考程度にお捉えくださいますと幸いです。随時アップデートしたいと思います)プロンプトエンジニアリングが話題になってますが、エンジニア界隈だとあんまりなんですよね。プロンプトのテンプレも検索すればすぐ出てくるし、ある程度意図したプロンプトを作る補完機能がリリースされるのも想定できるからかなぁ、と。
現時点のChatGPTでも、初期会話画面でプロンプトの簡単なテンプレがあります。ユーザーのチャットハードルを下げる必要性は理解しているでしょうから、ChatGPT本体も実装してくると予想してます(または、過去の会話からプロンプトを予想してレコメンドする機能を持つ良い外部サービスを買収とか)
それと、本日発表されたOpenAIのブランドガイドラインに沿うと、AutoGPTは名前を変えないといけないですね。AutoGTPはまだ初期段階ですが、可能性が無限大。
課題をタスク分解して推論するというのは、かつて論理型AIとして盛んに研究されてきたアプローチです。
大規模言語モデルで柔軟に実装できると言う発見に見えました。
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Auto-GPT が自発的なのは、AI が行うことを
「思考」「推論」「批判」の3つに分けているためだという。
Auto-GPT は、誰かが課題を与えると、
まず「何をすべきか」を考え、
次に「どうすべきか」を推論し、
最後に自分の有効性を批評して
プロジェクトを完了するために前進するという
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