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【最先端】次の「電池」の時代がもう始まった

NewsPicks編集部
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    大手車載部品メーカー 次世代製品設計担当部署 課長 博士(工学)

    最近では蓄電池といえば電気自動車という風潮になっていますが、もともと大容量蓄電技術と言えば電力網向けの研究開発が主流でした。
    私も電力網向け大容量蓄電池に適用するための電極材料開発に従事していたことがあります。

    Tokunagaさんも触れていらっしゃいますが、この記事で触れられている「ナトリウム電池」や、今話題の「全固体電池」といった技術はすでに日本ガイシがNAS電池として市場に出している技術です。
    その原理はフォードモーターが1967年に発表しており、自動車業界発であることは興味深いですね。
    NAS電池は化学反応を促進するためにモジュール内部を300度に保つ必要があるため、蓄電池なのに維持にわりと大きな電力を使う必要があること、セルが損傷すると高温であることと相まって火災に繋がりやすい点などが課題視されています。
    実際日本ガイシのNAS電池も火災を出していますし、私が開発に携わっていた頃は
    「電気自動車をはじめ民生への適用は無理かもなぁ」
    と思っていました。

    あれから数十年が経過し、様々な課題を克服して電気自動車向けにも搭載されるようになったのは素晴らしいことだと思っています。

    なお、CATLは今回のナトリウムイオン電池の他にも凝聚態電池(Condensed Battery)を上海国際自動車ショー 2023において発表しています。
    また、世界に目を向けてみると、ナトリウムイオン以外にもマグネシウムやアルミニウムなど、価数の大きな材料を用いた二次電池開発が進められています。
    CATLのみならず、色々なところで色々な技術が開発されていますので、技術屋としては次の発表が楽しみでなりません。

    【参考】
    日本ガイシのNAS電池説明サイト
    https://www.ngk.co.jp/product/nas-about.html

    CATLが謎の「凝聚態電池」、ゲームチェンジ技術を年内量産へ(日経記事)
    https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/042101269/?n_cid=nbpnxt_mled_dmh

    ちょっと古いナトリウムイオン電池の研究動向文献
    https://www.ntt-f.co.jp/rd/ehs_and_s/research/pdf/2015_12.pdf


  • NewsPicks NY支局長

    リチウムイオン電池の次、ナトリウムイオン電池が商用化の道を着実に動き始めています。日本が研究開発を進めたこの技術ですが、今のままだと中国がビジネス化で支配的な位置に立ちそう。この電池がいかに社会に実装されていくのか、イノベーションの最前線を御覧ください。


  • 伝統工芸/デザイナー/キャリコン 盆踊り愛好家

    ナトリウムイオン電池。中国の量産EVに採用されたんですね。リチウムより安価で資源が多く、耐候性もある。しかもリチウムと同じ製造設備が使える。中国ではナトリウムからのシフトが始まっているという。
    とはいえナトリウムの原料調達で中国は苦戦しているもよう。

    >日本で進歩、中国で商業化…
    とありますが、日本だと日本電気硝子は、結晶化ガラスを使った全固体ナトリウムイオン電池を世界初で開発したと2021年11月に発表しました。
    https://www.neg.co.jp/news/20211118-5221.html

    ナトリウムイオン電池、日本での開発も注目したいですね。


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