半導体工場、深刻な人材不足 九州の学生6割「働きたいと思わない」
朝日新聞デジタル
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半導体は先端技術とはいえ3Kの側面がどうしてもあります。クリーンルームはボディスーツを着て汗だらけになる仕事です。一方で一般事務は人手が余っています。ドイツや北欧など経済が好調な国は高校での職業訓練に力をいれることで労働需給のミスマッチ解消を進めています。教育への補助金は、一般事務を生む私立文系を減らして、半導体など理系を大幅に増やすべきですね。これは10年以上前にやっておくべきことでした。
大学の研究テーマとして半導体を扱う機会が減っているのも要因かと思います。最近は情報科学系の方が学生にも人気があるし、研究予算としても小規模で済むので取り組みやすいですよね。
一方で日本の半導体全盛期であった1980年代に採用された従業員はどんどん定年退職していっているので、その人たちのノウハウを含め継承していく人材の採用は九州地域に限らず喫緊の課題だと思ってます。