「いくら工場ができても…」有名企業が相次ぎ進出しても、止まらない地方学生の流出
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アメリカに代表されるように、先進国では雇用と賃金の二極化(抽象的で高スキル高賃金、定型的で低スキル低賃金な雇用への偏り)が起きているとされています。
工業は本来その中間で、「良質な雇用」なはずなのですが、現代の日本では、学歴とのミスマッチが深刻ですね。
あと、記事内の「昔ながらの体質」がどれだけネックになっているかは、地域差など、客観的に評価してみたいところです。工場や研究施設で働く人材は理系ですので、やりたい分野じゃないと答えている女子大生は文系なのでは。
九州内高専では半導体教育の拡充が進んでいますから、そちらの人材に期待した方がいいと思います。個人の活躍の台頭やリモートワークなど働き方の自由度向上を踏まえると、もはや、企業が選考するとしても求職者も『選ぶ側』としての力が大きくなっているということを感じる記事です。
そもそも、企業が有名だったら、何なのか?とさえ言える時代になっています。有名企業でも買収されて別の会社になってしまったり、有名で大きくても外資系であればレイオフされたり、有名ということだけでいえば、有名企業より有名なYouTuberも多く存在しています。そして、それらの情報の多くは、若者たちの手元にある小さなデバイスの中でいくらでも自由に得ることができる時代になりました。
これまで以上に、企業は知ってもらうだけでなく、個人個人の働き方のwantに向き合いつつ、それを他社と比較される中で戦う必要があります。大学入試では18歳人口の減少による人材の取り合いが(今までも当然ありましたが、"ルール"が変化を抑制していた部分もあるため)ここ最近特に急激に激しくなっています。同様のことが企業における採用にも起こっているように見えます。
人口増加が見込めない中、短期的なソリューションにはなってしまいますが、私は高卒新卒採用をもっと効果的に行えないものか思案しています。