ChatGPTが変える世界 日本人が考えるべき5つのこと
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ChatGPTが動作するクラウドインフラは外資に依存せざるを得なくなったという、これまでの負け筋に加えて、LLM(言語学習モデル)までも諸外国に先を越されている状態。
5年前に流行ったスマートスピーカーの際にも警告したが、結局日本語学習および文化の醸成は我々日本人がやらねばならないのだ。
週末に開催した八子クラウド座談会で、LINEのAIカンパニーCEOの砂金さんからのレクチャーであらためてそのことを感じ取った。
注目のコメント
記事にある5点を整理してみると、乗り遅れないこと、使ってみること、国策としての開発投資、活用を前提とした教育改革、適切なルール作りです。
いずれも至極真っ当なことですが、AI開発に関わる身として、一点補足・追記させていただくと、必要だと思われるのは産業応用の加速です。
3点目に日本独自モデルの開発の必要性を示唆することが書かれていますが、現時点でも日本の情報を含む大規模なデータを取り込んだChatGPTをはじめとするLLM(大規模言語モデル)は、すでに私たちが目の当たりにしているように、日本語ですら相当な精度での生成を実現しています。
さらにこれらは私たちが使用し、フィードバックした情報をも学習する仕組みになっており、そうしたプラットフォームがすでに誕生している今から日本独自のモデルを開発するメリットはあまり見出せません。
そのため、世界的に見れば出遅れてしまった日本の産業がすべきことは、このツールをいかにうまく用いて、ビジネスモデルとして成り立たせるかです。
自動車、半導体などをはじめ、古くから日本の産業は海外の技術を取り入れ、日本流にアレンジし、そこでできた仕組みを輸出するといったら加工貿易を得意としてきました。
ChatGPTの産業応用による新ビジネスの創出こそが、日本の強みが活かせる、残された可能性です。高付加価値を創造できるか?
教育が極めて重要です。旧態依然としていて、文科省からの指示待ちの教育機関や関連企業が多く、ChatGPTへの対応も腰が引けている。
どうしたらいいのか考える創造力も子どもたちリードしようという強い意志も欠けている。そんな人たちを無理に変えようとする必要はない。
傍観して立ち止まらない。高付加価値を生み出して未来を創造しようとする人たちがAIの最高の活かし方示していきましょう。Chat GPTに年齢制限を設けるのも全くもってなしではないだろうと思いますが、
考えるべきなのは一人一人がChat GPTとどう向き合うかを考えることができるようになることではないでしょうか?
普段遊び程度で使ってますが、ブレインストーミングなどの対話でAIから学べることも実際多くあります。
今日各大学が方針を出しましたが、この記事のようにルール設定をした上で個人個人で使い方を考える、まさにAI倫理を身につけることが今後の教育で大事なんじゃないかなと個人的に思います。
参考
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20230408-OYT1T50388/