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2010年代に入ると中国が牽引した新興国の成長率が低下を始める傍ら先進国が2%程度の成長率に回帰して、世界全体の成長率は3%台後半くらいが再び普通の水準になりました。それぞれの国が比較優位にあるものの生産に集中して貿易で交換すれば、生産資源が効率的に使えて世界全体が豊かになることが如実に示された形です。現に、1990年代半ばを境に世界各国のGDP対比の対内直接投資、つまり企業が国境を超えてどれだけ生産活動をするかを示す数字が急速に上がっています。
グローバル化で世界は豊かになったわけですが、有名な「象チャート」で見る通り、その恩恵を受けたのはグローバル化を引っ張った一握りのエリートと、先進国の投資を受け入れて仕事を増やした新興国の人たちで、先進国の中間層は次第に衰退していきました。その結果、反グローバル化の声が高まって成長した中国を巡って摩擦が生じ、間隙を縫ってロシアがウクライナに侵攻するなど世界が再び割れるようになりました。ITCの進歩と共に世界の成長エンジンだったグローバル化に亀裂が入ったわけで、世界の成長率がある程度落ちるのはいずれにしても避け難いように感じます。
グローバル化が本格化する前の1990年代に一旦戻るのもむべなるかな。世界の成長率も然ることながら、資源を輸入に頼るがゆえに貿易が欠かせない我が国への影響が気掛かりです (・・;
しかし、パンデミックからの戦争でそれが逆回転しつつあるわけですから、それが続けば低成長も仕方ないでしょう。
問題は、新興国に人口ボーナスを実質的に終えた国が多いこと。インドが1990年代から2000年代の中国になれるとも限りません。
元に、ChatGPTの爆発的普及で経済も社会も激変しています。
AIで爆発的な生産性向上が起きる可能性は極めて高いです。
しかしながら、それはあくまでも大局的な話しで、ミクロで見ると勝ち組は出てくるし、中期の間にも波があると思います。
→利益のパイは少なくなるので、駆引きも盛んになりますから、米銀トップとかの発言に必要以上に惑わされないメンタリティの強さも必要。