2023/4/5

【年収4500万】文系もAIで稼げる「プロンプトエンジニア」とは

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INDEX
  • 「文系」の素養が武器になる
  • AIと日に50回やりとり
  • 腕利きなら報酬は「言い値」
  • テック業界の外でも引っ張りだこ
  • 興味があるなら「いま」動け

「文系」の素養が武器になる

いま、ちまたではChatGPTと、その背後にある人工知能の話題が盛り上がっている。
その一方で、AI周辺で生まれた新しい仕事の求人が急増していることはあまり知られていない。報酬は年俸33万5000ドル(約4500万円)に達することもある。しかも、コンピュータ工学の学位が必要ない場合も多い。
その仕事は「プロンプトエンジニア」と呼ばれている
平たく言えば、AIがより良い結果を出せるように一日中なだめすかす仕事だ。さらに、AIを使いこなせる人材の育成支援も担当する。
近年、グーグルの親会社アルファベットやOpenAI、メタといったテック企業は、大規模言語モデル(LLM)と呼ばれるAIのシステムを競うように開発している。ChatGPTを支えているのもこの技術だ。大規模言語モデルの数は、実に十何種類にも及ぶ。
この技術は、実験段階からあっという間に実用化へと進んだ。