[北京 4日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は4日、人民元と金融の安定を守ると述べた。

易総裁は金融フォーラムで、中国は一連の措置で金融リスクを抑制し、システミックな金融リスクから守ってきたと説明し、「金融リスクが顕在化すれば、市民の利益を損ない、社会問題を引き起こす可能性さえある」と指摘した。

また、一人当たり年5万ドルの外貨交換枠は、学費や旅行、貿易などの外貨需要をおおむね満たすことができると述べた。