[29日 ロイター] - 3月第1─3週のロシアの原油生産(ガスコンデンセート除く)は、2月実績の日量約1007万バレルから約30万バレル減少し、約978万バレルとなった。西側諸国による制裁措置に対抗し、減産していることが背景。データに詳しい関係筋が29日、ロイターに明らかにした。

ロシアは、国内生産量の約5%に相当する日量50万バレルの減産を6月まで実施し、産油量を950万バレルにすることを目指す。

業界筋のデータとロイターの試算によると、ロシアは4月に製油所の稼働率を低下させる計画。これにより、以前発表した減産を維持し、原油輸出も継続していく。