リモートワーク中の表情分析から異常の予測、メンタルヘルスケアへ--電通デジタル「INNER FACE」
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注目のコメント
表情分析は、記事にあるポール・エクマンの「基本感情説」に基づいて、人の表情を６〜１０に分類することで行われることがほとんどです。
これはこれで価値あることではあるのですが、エクマンの説には批判が多いのも事実で、その際たるものが、たった６つの分類に人の感情を当て込んで良いのかということです。加えて、本来、表情だけではわからない感情を表層的な面だけで捉えて良いのかということも言われます。（例えば、おなじ「笑顔」でも満面の笑み、苦笑い、照れ笑い、引きつり笑いなどの種類がある）
安易な感情解析は人の尊厳を傷付ける可能性もあり、実際、2022年6月にMicrosoftは、表情解析→感情推定技術の開発中止を公表しました。その理由は、こうしたベースとなる理論にコンセンサスが得られていないことにあります。（https://jp.reuters.com/article/microsoft-facial-recognition-idJPKBN2O305K）
個人的にも関心が非常に高い表情分析・感情解析ですが、そこには相応の慎重さも求められるものだと感じます。従業員も常に調査されていると思うと逆に気持ち悪く感じてしまうはず
普通に働いているだけで自然な形でデータが取得されていく従業員体験が実現すれば素晴らしいものになると感じる余計にストレスが増えそう。。
それより真摯に一人一人のメンバーと会話して、チームビルディングする方が健全では、、
それでも拾えない点を拾いたいのであったとしたら、それはもうそもそもマネージャーのトレーニングが必要というか、、
表面的にこの文章を読んだ時の第一印象なので、本来の意図とは違う可能性がありますが、あくまで感想として。
