[フランクフルト 28日 ロイター] - ドイツの半導体大手インフィニオンは28日、2023年度第2・四半期(1─3月)と通期の業績見通しを引き上げたと発表した。自動車部門と産業部門が好調という。

通期売上高は従来予想の155億ユーロ(168億ドル)を大幅に上回る見込み。利益率については、具体的な数値は示さなかったものの、相応の好影響があるとしている。

5月4日に発表される第2・四半期決算については、売上高は40億ユーロ超になると予想。前回予想は約39億ユーロだった。

利益率の指標となる「セグメント・リザルト・マージン」は20%台後半となる見込み。これまでは25%と予想されていた。価格設定とエネルギーコストが有利に働く。