[ワシントン 28日 ロイター] - バイデン米大統領が数カ月以内にイスラエルのネタニヤフ首相をワシントンに招く計画と、米紙ニューヨーク・タイムズが28日、ナイズ駐イスラエル米国大使の情報として報じた。

同紙によると、ナイズ大使はイスラエルのラジオに対し、いかなる会談もユダヤ教の過越祭が終わる4月13日以降になるだろうと述べた。

また、ナイズ大使はイスラエル紙タイムズと行った別のインタビューで、日程は確定していないとしつつも、「かなり近い時期に両首脳は対面で会談するだろう。日程の調整が整い次第、ネタニヤフ氏はホワイトハウスを訪れるはずだ」と語った。

関係筋はこれら情報に対し、これまでのところバイデン大統領はネタニヤフ首相をワシントンに招いていないと明らかにした。

イスラエルでは、司法制度改革を巡り大規模な抗議活動や労働争議が広がっており、ネタニヤフ首相は27日、同改革に関する決定を来月まで延期すると発表した。