[27日 ロイター] - 自動車レースF1の元王者、ジェンソン・バトン(43、英国)は、26日に行われた米テキサス州でのNASCARデビュー戦で熱中症になり、リタイア寸前だったと明かした。

バトンは2009年のF1個人総合王者。フォードのドライバーとして68周のレースに出場したが、失神しそうになったという。

バトンは「18位でフィニッシュしたが、熱中症の影響でリタイアしそうになった。ものすごく暑かった。シートにファンがついていないこともその要因だった」とコメント。

「失神してしまうと思い、車から出る寸前だった。レース中、8本か9本も水を飲んだ。それでもチームが落ち着かせてくれて、最終的にいい結果を得られたのでハッピーだ」と話した。