[東京 15日 ロイター] - 日本政府観光局(JNTO)が15日発表した2月の訪日外国人客数は147万5300人(推計)だった。新型コロナウイルス流行前の19年同月比では43.4%減だったが、回復率では1月を上回った。

1月の旧正月の反動などにより、東アジアからの訪日客数が減少した。

国・地域別では韓国が56万8600人で最も多く、次いで台湾の24万8500人、香港の11万9400人、米国の8万6900人。

中国は19年比で95.0%減の3万6200人にとどまった。日本行きの海外旅行に関する制限措置や帰国時の入国制限の継続、日本側の水際規制などが影響した。