[東京 10日 ロイター] - 松野博一官房長官は10日午前の記者会見で、日銀の金融政策に関して「引き続き、政府との連携の下、経済、物価、金融情勢を踏まえつつ、適切な運営を期待している」と述べた。具体的な手法は日銀に委ねられるべき、とも話した。

政府と日銀の共同声明については「新しい総裁とも議論する必要がある」とし、具体的に話すことは時期尚早とした。

日銀の正副総裁人事案は、衆参両院の同意を得た。総裁は4月9日、副総裁は3月20日に就任する。