ホワイトハウスはＦＲＢに介入せず、「一息つく」必要も＝高官

コメント

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2023年03月08日

  「ホワイトハウスはＦＲＢに介入せず、『一息つく』必要も＝高官」　（＠＠。
  なんとも微妙なニュアンスの見出しの記事ですね　(^^;
  大統領選挙が視野に入り始めるタイミングで景気を失速させたくない思がホワイトハウスにあっても不思議ではありません。「ホワイトハウスのエコノミストは最近の堅調な雇用統計について、『バイデン大統領の経済計画が効果を発揮している証拠』という考えを示した」といったあたりにそうした思いが滲みます。とはいえ、雇用市場の予想以上の強さを背景にタカ派的な姿勢を強めるFRBを強くけん制して高インフレがぶり返して批判を浴びたくもないはずです。
  １９８０年代初頭にリセッション覚悟の強烈な引き締めを行ってインフレを収めて米国の長期に亘る成長の礎を築いたボルカー元議長ですが、それが出来たのは、時のカーター大統領が引き締めを容認したからだと言われます。そのインフレが始まる１９７０年代初頭から引き締めと緩和のストップア・アンド・ゴーを続けてインフレ心理が定着する原因を作ったバーンズ元議長が徹底した引き締めに踏み切れなかったのは、就任当初のニクソン大統領が引き締め策に抵抗したからだとも聞き及びます。時の政権が金融政策に与える影響は米国と雖もそれなりに大きいわけで、バイデン政権下のホワイトハウスも悩ましそう　（・・;
• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年03月08日

  確かFRBも以前、政府にもっと財政出せ的なこと言ってましたね。
  日本では考えられませんが。
• 佐々木 一寿

  研究者、ジャーナリスト、編集者、作家、経済評論家

  ・2023年03月08日

  大統領選に向けて景気(雇用)の維持は気になるところでしょう
  ただインフレ抑制をしないと市民の生活が困ります
  ノーランディングが望ましいと思いますが、そのナローパスを探しての発言でしょう