[6日 ロイター] - 米エネルギー業界幹部と石油輸出国機構(OPEC)の高官は6日に開かれた非公式の夕食会で、石油の余剰生産能力不足を巡る懸念について意見交換した。出席したデボン・エナジーのリック・マンクリーフ最高経営責任者(CEO)が明らかにした。

夕食会はヒューストンで開かれたエネルギー業界の国際会議「CERAウィーク」の合間に行われた。

マンクリーフ氏は記者団に対し、市場に生産余力がほとんどないという懸念を共有したことが主な収穫だったと述べた。旺盛な石油需要に対し、米シェール業者が株主の要望を踏まえた上で何ができるかも話題になったと説明した。

ロイターはマンクリーフ氏のほかにチェサピーク・エナジー、パイオニア・ナチュラル・リソーシズ、ヘス、オクシデンタル・ペトロリアム、タロス・エナジーのCEOが夕食会に参加したことを確認した。

またOPECのアルガイス事務局長は昨年8月の事務局長就任後、初めてCERAウィークに参加した。