[ドバイ 6日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は6日、国内で多発している女子生徒の毒物被害は「許しがたい」犯罪であり、故意なら死刑にすべきと述べた。国営テレビが報じた。

国営メディアや政府関係者によると、昨年11月以降、1000人以上の女子生徒が毒物の被害を受けており、一部の政治家は女性が教育を受けることに反対する宗教団体を非難している。

ハメネイ師は「当局は学生の毒物被害を真剣に追及すべき」とし、「意図的だと証明されれば、この許しがたい犯罪の犯人は死刑に処せられるべきだ」とした。

毒物被害は昨年11月にイスラム教シーア派の聖地ゴムで始まり、イラン31州のうち25州に拡大している。