[東京 6日 ロイター] - 6日の株式市場で北陸電力が急伸している。原子力規制委員会は3日、北陸電力志賀原発2号機(石川県志賀町)の再稼働に向けた審査会合で、敷地内に活断層はないとの北陸電の評価は妥当と判断したと報じられ、手掛かりになった。株価は一時10.9%高に上昇した。共同通信などが報じた。

市場では規制委の判断を受けて「原発再稼働への思惑が先行した」(国内証券のストラテジスト)との見方が出ている。報道によると規制委の有識者調査団は「活断層の可能性は否定できない」としていたが、北陸電の追加データ提出を受けて規制委が評価し直した。