止まらない税関の進化。官民連携による挑戦が生む未来
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全然遅い。シンガポールや上海のコンテナの通関申請は通関システムの端末に、船舶やコードその他を打ち込めは数分で通関許可証が送られて手続きが終わる。日本はまだまだ足元にも及ばない。わざわざ職員を確保するために、人海戦術でやっているのでは。
普段生活をしていると旅行の時にだけ意識する税関だが、実は私たちの生活基盤を支えている重要な機関だ。
“旅客の手荷物だけでなく、国際郵便物の検査も税関の重要な業務です。外国から届く国際郵便物もX線による検査を行い、不正が疑われる貨物の振り分け作業が行われています。国際郵便物の量は膨大なので、AIを活用したシステムの実証・構築が進められているところです”
この文章からもわかるように、Amazonなどの台頭によって、過去とは比較にならない程に国際郵便物の量が増加したため、治安維持にも一役買っている。
一般企業のサービスがアップデートされることだけが私たちの生活を豊かにするのではなく、こうした基盤となる部分の進化がこれからはより求められていくのだろう。