【ふみくん】お金を持つことが向いてない。ヒモの金銭感覚
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ヒモ暮らしを10年以上続けるふみくんは、それによって1500万円以上の生活費を浮かせつつも、お金とはずーっと無縁だそうです。
お財布の中に数百円しか入っていないこともザラだとか。
でも、話を聞いていると、タダで飲ませてくれる飲み屋さんと知り合いだったり、ふみくんを慕う那覇のNo. 1ホストくんがおごってくれたりと、全然困ってる風じゃないんですよね。
きっと、何杯か奢ってでも一緒にいたいと思わせる魅力がふみくんにあるんでしょう。
車も家も「所有じゃなくシェア」という流れがありますが、持ってる人から持ってない人へ、お互いに無理ない程度にお金が流れていったら、みんなハッピーでいいなぁ。
「労働からヒモへ」という流れが来ちゃったら、それは結構問題ですが苦笑衝撃的でQ2, Q1と遡って読んでしまいました。私は、ふみくんが生まれた年に社会に出た男女雇用機会均等法施行後の第一世代で、たぶんお母さんと年齢が近い旧世代女子。バブル期以降の社会変化を体験した身としては、時代の価値観が大きく転換していると頭ではわかっているつもりでも、ここまでとは衝撃です。
でも一方で、みんなが同じ方向を見て成功や幸せをお金と結びつけ、勝ち組/負け組と競争を煽る時代は、本当に幸せな時代だったのでしょうか。自分にとっての幸せとは何かという基本的な問題をちゃんと考えずに、ただ社会に翻弄され流されてきただけなのではないかと気づかせてくれます。幸せとは、自分で定義して実感することができなければ、ずっと幸せにはなれないのですね。
みんながふみくんのような生活で幸せを感じるとは限らないですが、こんな幸せもあるのだと知りました。自分なりの哲学がきちんとあるのが素晴らしいです。先入観なくいろいろな人の幸せの形を受け入れる社会の一員でありたいと強く思います。「20万円のものを身につけたところで、20万円分ステキになるわけじゃないんですよね」
バブル以前は、20万円分ステキになることが世間の共通認識でしたが、バブル以降は、ユニクロが流行るなどふみくんさんの認識が世間で広く広まったと思います。
「消費行動より、身の丈に合った生活を」という点で共感できます。プロのヒモは、SDGsなんですね。