[マドリード 23日 ロイター] - サッカーのスペイン代表で最多出場数を誇るDFセルヒオラモス(36)が23日、代表引退を表明した。

パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)所属のセルヒオラモスは、代表で歴代最多180試合に出場し、これまでに52試合でキャプテンを務めた。2010年ワールドカップと2回の欧州選手権(ユーロ)優勝に貢献したが、21年3月を最後にプレーしていなかった。

セルヒオラモスは声明で「愛するエキサイティングな代表チームにさようならを言う時が来た」とし、「今朝、私が見せられるレベルの高さや私のキャリアがどのように続くかには関係なく、私が構想外であることを監督から電話で告げられた」と明かした。

そして、「年齢やその他の理由ではなく、私の個人的な決断のため、あるいは私のパフォーマンスが代表チームにふさわしいレベルに達していない場合に終わるべきだと思う」などと語った。

スペイン・サッカー連盟(RFEF)はロイターに対して、ルイス・デラフエンテ代表監督がセルヒオラモスと話したことを認めたが、詳細は明かさなかった。