[22日 ロイター] - 女子テニスの世界ランキング1位、イガ・シフィオンテク(ポーランド)は、四大大会以外についても男女の賞金が同額になるよう女子テニス協会(WTA)が努力することを望むと話した。

テニス界ではこの数十年の間に四大大会では男女の賞金が同額となった。しかし、WTAツアーでは、男子プロテニス協会(ATP)によるツアーよりも賞金が少ないことがある。英紙フィナンシャル・タイムズ紙の報道によると、昨年半ばの時点で四大大会を除くATPツアーの賞金は、WTAツアーよりも75%多い。

シフィオンテクはドバイで報道陣に対し、設立50周年のWTAに向けて「もちろんWTAがビジネス的に拡大し、より人気を獲得して、賞金額でWTAとATPの差を縮め、ファンを魅了することを望んでいる」と述べた。

「私たちのテニスは男子テニスと同じ興奮をもたらすし、女子テニスには男子テニスでは得られない何かがある」と話した。