[21日 ロイター] - サウジアラビア政府系ファンドが支援するゴルフツアー、リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)に参加している選手が、今年の全英オープン選手権に出場できることになった。主催者のロイヤル・アンド・エンシェント・クラブ(R&A)が21日に発表した。

LIV参加者の処遇を巡っては、PGAツアーが事実上の追放処分を下しているが、R&Aの責任者は昨年7月に「われわれの議題ではない」とし、同年10月にも「誰も禁止としていない。150年の歴史を裏切り、全英オープンを開かれていないものにするつもりはない」との見解を示していた。

LIV参加選手で今年の出場条件を満たしているのは、優勝経験者のフィル・ミケルソン(米国)、ヘンリク・ステンソン(スウェーデン)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)、昨年優勝のキャメロン・スミス(オーストラリア)に、ダスティン・ジョンソン、ブライソン・デシャンボー、ブルックス・ケプカ、パトリック・リード(全て米国)など。

今年の全英オープンは7月20日から23日にかけて行われる。