「透明なコーラ」が、1年で生産中止の“大コケ”で終わった理由 行動経済学から見る、消費者に理解されない商品のメカニズム
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コカコーラの透明なコーラの販売は、商業的には失敗だったが、その挑戦自体が失敗だったかは別のお話。
サントリーのヨーグリーナ天然水が一時期とっても売れたのもありますし、クラフトボスでペットボトルコーヒーが一気に認知された例もあります。
当然、検証は常に後付けなので、それ自体は悪くはありませんが、チャレンジ自体は全く悪い話ではないと思います。そもそもお金のある会社ですし。
で、コカコーラって世界有数のマーケティング予算、人材、経験、インフラを持つ会社。そんな、えくせれんとカンパニーでも、一定の割合で失敗するって事実から何を学ぶかって事だと思います。
タイトルに引っ張られてしまいますが、透明なコカコーラが失敗したっていう事から一度離れないと、この記事から学びは少ないように思います。
注目のコメント
「透明なコーラ」だから?
差別化のための差別化製品ですよね。コーラを飲んでいないように見えて、健康志向の観点での罪悪感は小さくなるかもしれませんが。
ただしコーラを思いっきり飲みたいという欲求を満たすことはできません。視覚への刺激が味に影響することはわかっています。
五感で味わう嗜好品として「透明なコーラ」が継続的に売れる理由はあまりないですね。92年のクリスタルペプシ、93年のタブクリア、94年のシトラステイストクリスタルペプシ、過去の透明コーラはどれも1年で生産中止。
考えたってしょうがない(93年タブクリアのCMで俵孝太郎が言っていたキャッチコピー)。
一方で炭酸水はバカ売れ。そう言う見方もあるかもねとは思うが、
どうすれば消費者に理解され、
「透明なコーラ」を継続して売れるかを、
コカコーラ社にアドバイスをして、
実際にそう出来た人じゃないと、
学術的な仮説のお話でしか無い。
実は「〇〇心理学」系のお話も、
こう言うのが多いんですよね。
もっともらしいんですけれども、
仮説を並べてるだけだったり。
とは言え仮説を披露しているだけ、
と認識した上で見れば、
行動経済学の勉強にはなります。