[北京 16日 ロイター] - 中国商務省は16日、台湾への武器売却を巡ってロッキード・マーチンとレイセオン・テクノロジーズを「信頼できないエンティティ―リスト」に掲載した。米防衛大手2社に対する追加制裁となる。

ロッキード・マーチンとレイセオン・テクノロジーズの子会社であるレイセオン・ミサイル・アンド・ディフェンスに「中国に関連する輸出入活動に従事すること」を禁じる。

中国は昨年2月、台湾への1億ドルの武器売却を巡り、両社に制裁を科した。中国外務省は当時、売却について「中国の安全保障上の利益を損ない、中米関係や台湾海峡の平和と安定を著しく損なった」と指摘した。