米海兵隊トップ「自衛隊から補給拡大」 台湾有事視野に
日本経済新聞
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米海兵隊の「フォースデザイン2030」は、従来の自己完結型の作戦によって橋頭堡を作るミッションから、海兵沿岸連隊による対艦攻撃と米海軍の支援、分散配置による持続的な攻撃ミッションといった作戦構想が推進されている。防衛省・自衛隊からメディアに情報提供された日本国内の弾薬庫増設と合わせ、これが海兵隊の持続性・強靭性に寄与することが、日米双方からタイムリーに配信されているといえる。
台湾有事の際に迅速に対処して戦争を終わらせることが目的だから、台湾に近い米軍の軍事施設、兵員で使えるものは全部使う。協定に基づいて使うことが可能なものは同盟国のあらゆるものを使う。その態勢を整備しておくことが抑止力になる。ためらう余地はない。ためらうことで米軍の能力が減殺されるなら、なんのための同盟関係かという疑問が生じる。