[ローマ 13日 ロイター] - イタリアの2大州で行われた知事選で13日、いずれもメローニ首相の右派連合が勝利した。昨年9月に政権を握ったメローニ氏への支持が続いていることが示され、右派の基盤が強化された。

金融センターのミラノを擁する北部ロンバルディア州では右派連合の得票率が55%強となり、従来の政権を維持。首都ローマがある中部ラツィオ州の得票率は約50%で、中道左派から政権を奪取した。

右派「イタリアの同胞」(FDI)はラツィオ州で推計33%、ロンバルディア州で26%の票を獲得し、イタリアで最も人気の高い党としての地位が確認された。

メローニ氏は「選挙結果は中道右派の基盤を固め、政府の仕事を強化するものだ」とツイートした。

ただ投票率は40%と、両州で過去最低だった。