暗号資産への投資、全額を失う可能性=ウォラーFRB理事
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注目のコメント
「全額を失う可能性」とは、かなり踏み込んだ発言です。これから規制を強化するという、宣戦布告のようなもの。
FTXの破綻を皮切りに、暗号資産業界がメルトダウンしています。個人投資家から機関投資家、VCにいたるまで、被害額は相当なもの。規制当局としては、放置しておくわけにはいかなくなったようです。
CBDCの創設については、賛成しないというコメント。この局面で、本音はいえないでしょう。まずは、悪貨を駆逐する。アメリカは、FTX破産などを口実に暗号資産を弱体化させようとしてますね。本音はやはり米ドル覇権を崩される恐れがあるからだろう。数日前に、SECが米国内の暗号資産取引所のステーキングサービスを禁止にしようとしてる動きもありますし。ただ、ビットコインなどの暗号資産のネットワークを停止させることはかなり難しい。
中銀デジタル資産の創設に関しては、中国が先行しているが、まだまだ普及には時間を要するだろうと思いますが、長い目で見てデジタル米ドルを構築しないと中国に出し抜かれるのではないかと思います。暗号資産のリスクは前から言われていますね。記事を読んでいて気になった点が一つ、記事の最後に「中銀デジタル通貨の創設については、賛成しないとの考えを繰り返した」とありますが、これはなにが障壁になっているのか、単純にドルをデジタル化するのとはまた違う仕組み作りなのか?この辺を説明できる、金融でこの領域に詳しい方がいましたら、コメントを拝見したいです。