[ロンドン 6日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)の資産運用部門ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)は6日、バイオメタン会社バーダリア・バイオエナジーを立ち上げ、欧州におけるバイオメタン生産事業に今後4年間で10億ユーロ(10億8000万ドル)強を投資すると発表した。

バイオメタンは有機性廃棄物の分解により発生し、欧州連合(EU)が炭素排出量削減を進める上で重要な柱と目されている。

バーダリアは初期段階のバイオメタン開発事業と既存事業の両方に投資する。欧州の脱炭素化とエネルギー安全保障に寄与するのが目標。

GSAMのインフラ部門のマネジングディレクター、マッテオ・ボット・ポアラ氏は、バイオメタンは現在、インフラ投資家にとってエネルギー移行における最も魅力ある分野の1つだと説明した。