［４日　ロイター］ - 米大リーグ（ＭＬＢ）ドジャースは４日、１９８０年代にエースとして活躍したフェルナンド・バレンズエラ元投手（６２）がつけていた背番号３４を永久欠番にすると発表した。ＭＬＢ公式サイトが報じている。

ドジャースは８月１１日─１３日にドジャースタジアムで行うロッキーズとの３連戦を、同氏をたたえる３日間と銘打ち、数々のイベントを予定。永久欠番の式典も行うと明らかにした。

バレンズエラ氏は１９８０年から９０年までドジャースで１１シーズンにわたって活躍し、８１年のワールドシリーズ優勝メンバー。この年に新人王とサイ・ヤング賞に選出された。この２賞の同時受賞は後にも先にもバレンズエラ氏のみ。９７年に引退し、通算１７３勝、２０７４奪三振はメキシコ生まれの選手で最多。

ドジャースで背番号が永久欠番となるのはバレンズエラ氏が１２人目。同氏は「レジェンドたちの仲間入りができて大変光栄。私をずっと応援してくれたファンも、永久欠番になると聞いて興奮しているだろう」と述べた。