[ローマ 2日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)前総裁のマリオ・ドラギ氏は、欧州連合(EU)が2021年に発表した3000億ユーロ(3273億6000万ドル)の世界的なインフラ投資計画「グローバル・ゲートウェイ」戦略の特使に就任することに関心がないと、ドラギ氏に近い関係者が2日、述べた。

独経済紙ハンデルスブラットは今週、ドラギ氏がグローバル・ゲートウェイ戦略の特使に就任することが検討されていると報道。関係者の話に先立ち、イタリアのタヤーニ外相は2日、ドラギ氏が特使就任を目指すのであればイタリアの支援が期待できると述べていた。