[1日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグの各クラブが、1月の移籍市場で新記録となる合計8億1500万ポンド(約1300億円)を費やしたと、デロイトのスポーツビジネスグループが1日に分析結果を発表した。

これはイタリア・セリエA、スペイン1部、ドイツ1部ブンデスリーガ、フランス1部の全クラブを合計した金額よりも大きいという。また、そのうち37%はチェルシーによるものだとした。降格の危機にあるボーンマスも2番目に大きな金額を費やした。

チェルシーは1月31日、ポルトガル1部ベンフィカから英国の史上最高額となる1億0680万ポンドでアルゼンチン代表エンソ・フェルナンデスを獲得した。

同リーグの各クラブの合計支出は、2022年1月に比べて約3倍となった。今季全体では選手移籍に28億ポンドを費やし、17─18シーズンに記録した19億ポンドを上回った。