新総裁「最初の一手」、 ベテランエコノミストが予想
NewsPicks編集部
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2%インフレは「物価の上昇を消費者が意識せずに受け入れ、企業は自分たちのモノやサービスの価格が下落すると心配せずに投資できる水準」だといいます。
デフレ、デフレと言われ続けていたのに2022年の後半に一気に物価が上がって生活は苦しくなりました。2%という数字が適切なのかはさておき、「心地よい物価水準」にある世界はどんなものなのか、ぜひ経験してみたいと思います。
激ムズとは重々承知ながら、次期総裁の手腕に期待しています。
※イールドカーブのグラフについて、横軸を1年に合わせるべきだとご指摘いただき、修正しました。そもそも2%の物価上昇目標自体が今の環境にあってない気がします。記事で言っているように、確かに足元物価は上がっているけど、結局円安要因のコストプッシュであり、目指すべきは需給バランスによる物価上昇なのではないでしょうか?
コストプッシュ型の物価上昇では、コスト上昇分を価格転嫁するだけなので、企業の収益力は上がらず、結果的に賃金が上がらない為、消費者は苦しい状況になり、物が売れず、企業は収益を削ってでも売上を立てようとし、収益率が悪化するので賃金は上がらないどころか賞与が減ったりして更に厳しくなるという、デフレスパイラルに陥ります。
物価と賃金は鶏と卵の関係ですが、賃金主導で上げていかなければ、持続可能な成長、物価上昇は難しいのではないでしょうか。
従って、金利はまだ上げるには早いと考えます。市場もだいぶこなれてきて、金利差が多少開いても為替は瞬間的に変動しますが、125〜130円で安定してきています。