【寺西麻帆】よそ行き「じゃない」企業SNSがファンを増やす
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注目のコメント
最終日は、ファンケルのPR担当として、ライブコマースを2年半見てきた寺西さんに「企業発信」の変化について語ってもらいました。
すでに起きている予兆も含め、PR担当に限らない内容なので、ぜひ記事本文もご覧ください。
その話を聞いて感じるのは、NewsPicksのコメントの難しさです苦笑
企業発信とは違いますが、実名でコメントしていただく以上「〇〇の会社の誰々さんのコメントだ」という表記がつきまといます。
すると、みなさん、匿名なら「自分はこう思う」とコメントしたいことでも「企業名も出てることだし、誤解があっちゃいけない」「間違っちゃいけない」と、ちょっと遠慮する部分があるんじゃないかな、と。
私自身もあります。
寺西さんの言うように「全員がもうちょっと本音になる」時代が来たら、もっとコメントしやすくなりますよね。
その時代、早く来い笑顧客との距離がこの近年で明らかに変わりました。
これは企業側がそうさせた、というよりは時代が、社会が、そこに生きる人々の衝動がその波を作り出しているだと思います。その一つの要因として、過度なプライバシー偏重による個人の関係性の断裂があるように感じます。人は根源的につながっていたい、だからこれだけマッチングビジネスも流行した。
そこで鍵となる感覚は顧客側に「私の側にあること」を如何に感じてもらうか。
昨今の音声メディア(Voicvなど)の台頭もそれです。以前、ラジオの放送作家さんが「ラジオではDJが「ラジオの前のみなさん」とは言わない。それはテレビ。ラジオはもっとリスナーに近い距離にいることが大切で「ラジオの前のあなた」と必ず言う、ラジオはテレビと違い、視聴者とよりintimateな関係であるべきだから」と話をされていました。
企業SNSもより顧客とintimateな関係が求められているのでしょう。寺西さんのインタビューで話にあがったアパレルとSNSに関しては日常的に眺める中では感じる。
店舗での1対1での接客でのレコメンドとSNSで商品取り上げてのレコメンド。両者には差を感じ、後者だと一定のペース知識とその人が言うから気になるという要素が生まれる。だから個人事業主のような感覚と寺西さんが表現することは中の人目線で考えると理解できる。
YouTuberが「今月買ってよかったもの」とかをフレーム化して配信する、それを見て購買検討する、という流れも似て非なるものだと感じた。