米12月個人消費支出0.2％減、ＰＣＥ価格指数は1年3カ月ぶり低い伸び

コメント

選択しているユーザー

• 永濱 利廣

  第一生命経済研究所 首席エコノミスト

  ・2023年01月28日

  最注目のpceコアデフレーターが市場予想通りでしたので、市場はほぼ無反応でした。

注目のコメント

• 辛坊 正記

  (株)ＴＯＡＳＵ特別研究員（経済評論家・コンサルタント）

  ・2023年01月28日

  米国ではFRBの注目度が高いとされるPCE物価指数も消費者物価指数も卸売物価指数（日本では企業物価指数）も、水準は未だ高いとはいえ昨年６月をピークに前年比の上昇率が下がり続けています。消費をはじめ経済の過熱感を少しずつ抑えながら物価を抑制する路線が功を奏しているわけで、米国が強いリセッション入りすることへの警戒感もあるなかで、ひとまず安心できる状況が続いているように感じます。
  片や我が国の消費者物価指数は未だ上がり続けており、足元の企業物価指数の上昇率は米国のそれを上回っています。この先、賃金が上がってサービス価格が上がってインフレ心理が広がると、生産性が高まらない中でインフレが定着しないとも限りません。日銀は２０２３年の消費者物価は１.６パーセントまで下がるとして金融緩和を続けていますが、今年の春闘で本当に賃金が上がるとすれば、日本のインフレが長続きして景気の足を引っ張る可能性はそれなりにありそうです。そっちの方が警戒レベルは高いかも。　(^^;
• 佐々木 一寿

  研究者、ジャーナリスト、編集者、作家、経済評論家

  ・2023年01月28日

  CPI PCEともにインフレ懸念が収まる形で推移していますね