Starlinkが大幅値下げ、月額6600円に--従来は1万1100円
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一回あたり50-60機くらいのスターリンク衛星がファルコン9で打ち上げられている。我々の推測だとファルコン9の原価は20億円くらい。スターリンク衛星が一機1-2億円くらいとすると1発100億円くらいのコストで打ち上げられてて既に50回は少なくとも打ち上げられてるので5000億円くらいのコストだと思う。
それで値下げ前は100万契約で初期費用600-700億円、月々100億円、年間1200億円の売り上げ。バックボーンや運用コストもあるけど数年で元がとれる。もちろん契約数は伸びていくので、値下げも可能と判断したはずだ。
ここまで安くなると光回線との比較をする人たちも出てくるはずだ。まだ地上インターネットとの接続は例えば日本はKDDI山口地上局を使っているけど、既に打ち上げ始めているスターリンクv2では衛星間レーザー光通信を実装可能なので、将来的には宇宙バックボーンで、インターネットのメインネットが構成されていくと思われる。
衛星バックボーンの利点はまず衛星間は最短距離で結べてかつ、光速と同じ速度で通信できること。海底ケーブルは最短距離になり得ないし、ファイバーを屈折させながら通信するので光速の7掛けとかのスピードになる。低軌道衛星はレイテンシーの観点からも地上インターネットを凌駕するはずだ。また、晴れている地域は必ず地上のどこかにあるので地上局との通信もレーザーで出来る。スターリンクのどれかの衛星が地上と通信できればいいので。
おそらく、世界中の株式や商品取引などの高速取引アビトラージャーとかが使い始めると思う。まずは値下げで利用者拡大という戦略なのかもしれない。ただ、ロケットの世界で価格破壊をしてきたイロン・マスクだけに、このまま値下げを続けていくかもしれない。もっともテスラ株の下落などで懐具合は厳しいところだが…。