CO2除去のスイス新興、初の法人顧客 Microsoftなど
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法人顧客はMicrosoftやShopifyにStripeといったスコープ2排出量が大半を占めるサービス業で、クレジットを購入して使用電力等のCO2排出を相殺すると。スコープ1を削減するにはDACとは別の方法が必要で、製造業などでは自社設備に併設する形で行っています。
平川さんがご紹介しているアイスランドのClimeworks(とCarbfix)の動画を拝見しましたが、玄武岩のある僻地で大気中のCO2を除去していて、これはCO2が大気中に偏在しているためCO2回収はどこでも良い脱炭素化技術ですね。
アイスランドを選んだのはCCSのための玄武岩層のある立地と、アミンを使ったフィルタでCO2を吸着させた後、100℃で脱着させる熱源があることも要因です。東邦ガスもDACを持ってますが、こちらは25℃でOKで熱交換プロセスを加えてます。
第三者認証が必要なのは除去したCO2を正しく測るためで、MSが契約したということは市場取引よりも安く、長期的に脱炭素が出来ると判断したのだと思われます。アイスランドにある同社の「大規模」プラントは年4000トンのCO2を除去できるとされます。世界の年間排出量の1%を吸収するだけでも、10万倍の規模の施設が必要に...
Climeworksが第三者認証を得たDAC(直接CO2回収)サービスを世界で初めて法人顧客に提供。Microsoft、Shopify、Stripeだそう。
Climeworksプレスリリース:https://climeworks.com/news/climeworks-delivers-third-party-certified-cdr-services
昨年、NewsPicksが日本で初めて潜入取材しています(動画)
【日本初潜入】炎の国の「秘密基地」がヤバすぎる
https://newspicks.com/news/7690563/body/
とはいえ、第三者認証を得る前からSwiss Re、UBS、H&M、Microsoft、PwCスイスなどと長期契約を締結していました。