国内上場企業初、イオレがNFTゲームギルド運営事業を開始。DEAと業務提携で
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ギルド事業開始にあたりイオレは、シンガポールを拠点にグローバルでGameFiプラットフォーム「PlayMining」を展開するDigital Entertainment Asset(DEA)と業務提携。なおDEAの創業者兼CEOの吉田直人氏はイオレの取締役会長でもある。
上場企業のWeb3事業参入は監査の問題などから非常に難しいと言われています。そんな中でイオレが初のNFTゲームの提供を開始したようです。
日本の上場企業のWeb3参入はなぜ難しいのか? 立ちはだかる会計と監査の問題
https://techable.jp/archives/186462スカラーシップ制度をやるの??
スカラーシップ契約では、例えばマネージャーがスカラーに対して月間最低プレイ時間や経過報告を求めたり、アイテムの使用方針などを指示した場合、民法に定める請負契約や準委任契約や雇用契約が必要になるケースがあると言われています。もし雇用契約が必要と判断された場合、労働基準法に基づく労働時間規制や賃金支払いルールの適用対象になると思われます。なので、運用上はこのあたりを回避するルールを定める必要があるでしょうし、いずれSFTでの運用になった場合かつSFTが今後、資金決済法に定める1号ないし2号暗号資産に定義された場合かつスカラーシップでのレンディングが業としての行為に該当する場合、資金決済法や金商法上の登録が必要になるケースも出てくるかもしれません(SFTとして複数人で1つのアイテムを管理し、さらに分配を受ける場合、集団投資スキーム持分に該当する?? わかりません)。
また、NFTfiにおけるレンディングによるNFTのデフォルトが起きた場合、NFTコレクション全体の価値の毀損などのリスクも今後出てくるかも知れませんね(もしそんなことがあれば、当該NFTをレンディングする行為自体が、NFTコレクションのコミュニティで袋叩きに合う可能性もありそうですし、運営側がこの辺りはうまく調整していくものだと思われます)。
どのみち、全部クリアしての運用になるのだと思います。