日本文具メーカー、Z世代の支持受け中国でシェア拡大。ゼブラの限定品はプレミアムも
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中国の大学で「日本/日本企業の良さ」を知って頂くこと
を目的とした講義「日本企業文化論」を担当中ですが、
コクヨさんのゲスト講義は学生から本当に大人気です!
20年にわたって中国事業にコミットされてきたリーダー
の体験談も好評なのですが、生徒1人1人に対して、
「中国の皆さんと一緒に作ってきた宝物です」と、
現地開発商品だけを詰め合わせたお土産箱を配られる時の
学生からの歓声がとても印象に残っています
他の多くの分野と同様に、巨大なマス・ローエンド市場は
中国現地企業の独壇場になっており、外資はハイエンド
特化・防衛が中心となっていますが、高品質な文具作り
は製造業の中でも(実は)参入障壁が高いようで、
当面は好調が続く感じでしょうか
ちなみに、コクヨは過去に、ローエンド市場に立脚した
中国現地企業を買収したことがありましたが、その企業は
よりによってコクヨの模倣品(Gambol)で成長していた
会社でした・・・(!)
買収自体の成否は分かりませんが、廉価な模倣品を叩くの
ではなく、寧ろ買収で取り込んで本物にしてしまえと言う
打ち手の幅の広さに、当時とても刺激を受けたものでした今年はD2C分野で起業した会社が多数倒産の可能性を高める厳しい1年になると思いますが、プロダクトに向き合い続けた大手企業がスタートアップとの掛け算で、見せ方や新たな顧客との関係性を持った会社をたて、世界へチャレンジする動きが加速するといいなと思っています。スタートアップもOEMでコモディティーを作るのではなく、大手の研究開発を活かした動きをリスペクトしながらお互いが持っていないものを掛け合わせたモデルをつくるのが日本の公益的な勝ち筋です。
お茶分野では三井農林の中国展開も参考になる展開です。
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00139/00005/日本文具のクオリティは間違いなく高いですよね。書きやすさ・耐久性・デザインの面でかなり優れていると思います。ドイツ製の文具も良い製品が多いですが、日本製の魅力として、お手頃な価格の製品でも品質が優れている点があるかなと。
このシェア拡大の流れが、日本経済を活性化させるきっかけになってほしいですね。