金融研究の世界的権威ジェレミー・シーゲルが「2023年の株式投資を楽観視する理由」
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注目のコメント
最後のことば「投資するのに空が青くなるのを待っていたら、いつまでたっても投資できませんよ。」に同意。
現状をわかりやすく解説したレポートです。2023年、株式市場は思うほど悪くない。23年の米国株に対しては同じ見方。悪い材料はだいたい織り込まれた。
──2023年については、慎重かつ楽観的ということでしょうか。
はい、そうです。2023年に不況が来ると非常に多くの人が見込んでいます。しかし、あまりにも多くの人が一定のことを予測すると、それによって、市場がファンダメンタルズを下回る値を示します。つまり、悪いニュースはすでに価格に織り込まれているのです。サプライズはダウンサイドよりもアップサイドの方が多いでしょう。
──台所にシェフが多すぎるのでしょうか。
まあ、株式市場は悩みの壁を超えて登っていくと言われることが多いです。だから、投資するのに空が青くなるのを待っていたら、いつまでたっても投資できませんよ。たしかに世界的に大半が景気後退を予測する中で、すでにダウンサイドは織り込まれている可能性も高そうです。そうすると、ジェレミー・シーゲル氏の言うとおり、サプライズはアップサイドに多くあるのかもしれませんね。
記事の中で、FRBが2023年半ばより前には利下げに転じるとありますが、果たして実際どうなるのか非常に動向が気になります。