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長期金利に上昇圧力 国債落札利回り0.5%、財政負担増す

日本経済新聞
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    「最高落札利回りが0.5%と7年半ぶりの水準まで上昇」 (@@。
    「財務負担増す」ということも然ることながら、直接的な問題は、この先、僅かでも落札利回りが上がれば(≒落札価格が下がれば)、落札して直ぐ日銀に売れば日銀が0.5%(≒買値より高い価格)で無制限に買ってくれて儲かる状態になることです。つまり、落札者を濡れ手に泡で儲けさせながら、世界の中央銀行が禁じ手とする財政ファイナンスが行われることになるのです。既に財政ファイナンス状態ではありますが、国債が民間業者に引き受けられて一旦は市場にとどまる限り、民間が節約した資金で国債を買っているのだから財政ファイナンスではない、と主張出来ますが、そうした言い訳すらできなくなるわけですから。
    そうなると、日銀は上限金利を再び引き上げざるを得ない事態に陥ります。12月に行ったのと同じようなサプライズを再びやれば、投機筋の日銀攻撃が更に勢いづきかねません。「5日まで指標だった368回債は、これまで空売りしてきた投機筋からの買い戻しで、利回りが低下した」とありますが、空売りで日銀を攻め立てた業者は買い戻して決済しなければなりません。この買い戻しが一巡すれば、空売り攻勢は一段と強まるでしょう、たぶん。
    市場で決まるべき長期金利を日銀が直接コントロールするYCCは、世界の主要中銀が挙って禁じ手とする施策です。それを敢えてやって金利を歪めたのですから、日銀が弱みを見せれば嵩にかかって歪みを狙って攻撃を仕掛けられることになるでしょう。中央銀行による長期金利のコントロール、つまりYCCが禁じ手とされる所以です。
    今は有利な条件と引き換えに一定の落札義務を負うプライマリーディーラー制度のもとでそれなりの応札がありますが、日本国債の市場が本当に薄くなってまともな取引で稼ぐより空売りで稼ぐ方が儲かるとなれば、極端な話、外資系金融機関を中心にプライマリーディーラーの地位を返上して財務省と日銀を攻撃する立場に転じるディーラーが出ても不思議ではありません。そうなると、年間200兆円を上回る発行額の国債の安定消化そのものが難しい事態に陥ります。
    このニュース、政府が国債を発行して大盤振る舞いし、日銀がその国債を買って金利を低く抑え込む政策が限界点に近づいたことを思わせる、かなり大きな出来事であるように思います。(・・;ウーン


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    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    現時点では、日銀がかなり国債を市場から吸収してますが、こちらに対して政府が支払った利息は日銀の儲けとなります。
    しかし日銀の儲けは、所要の経費や税金を支払った後に準備金や出資者への配当に充当されるものを除いて、最終的に国庫に納付されますので、その分を財政負担から除けば、そこまで大きく財政負担が増えるわけではないです。


  • NKC NKC

    長期金利が低いままだと「世界との乖離が」と批判し、金利を上げたら上げたで「国民負担が」とはやしたてたりして。
    実際そうなのかもしれんが、株価の変動や円相場の乱高下にしても、それがどっちに振れても批判的悲観的に報道しちゃうのが新聞というか人間の性なんだろうな。


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