伊藤忠も手放した!ケータイショップの「落日」
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コネクシオについて、昨年12月22日に業績の下方修正を出しています。苦しいことがよくわかります。
https://www.itochu.co.jp/ja/ir/news/2022/__icsFiles/afieldfile/2022/12/22/ITC20221202_J_2.pdf
少し古いデータですが、ドコモショップのシェア1位は伊藤忠商事子会社のコネクシオです。
1位 コネクシオ 364店舗 伊藤忠系列
2位 MXモバリング 333 丸紅系列
3位 ティーガイア 284 住友商事系列
4位 ITX 167 ノジマ系列
今回はこの4位にいるノジマがコネクシオにTOBを仕掛けています。
コネクシオは伊藤忠商事が1991年に移動体通信事業部を発足したものが源流です。そもそも伊藤忠が「ドコモショップ」を発案し、1992年10月、遂に日本初となる携帯電話ショップ「ドコモショップ八王子店」が誕生したのです。
そんな伊藤忠がこの事業を手放すというのは、とても感慨深いですよね。手数料を支払ってでも設定してもらいたい人にとっては必要な場所であっただろうけど、ビジネスモデルとして利益底上げのために不要なキャンペーンとか余計なオプションをつけて、ユーザーから騙し取っていたのだから淘汰されるのもしょうがない気がする。
2年縛りとか変更のできない規約など、負の要素が強くて国からも目をつけられたのだし。まあ、ケータイショップの印象は、待たされる、料金プランが訳が分からない、そもそも料金が高い、余計なものを付けられる、ということで、個人的には最悪です。しかも、それがずっと改善されなかったわけですから、「落日」は当然と言えば当然でしょう。こんなビジネスモデルが長続きするわけありません。
楽天モバイルにしてからは、ケータイショップに行くこともなくなり、変なストレスもなくなりました。