この連載について
遺伝子のスイッチのオン/オフを決める「エピジェネティクス」。誕生、成長、老化…。ほとんどの生命現象に関わる仕組みだ。最近ではがんやストレス耐性、太りやすい体質にも深く関わっていることがわかってきた。生命科学の新常識をわかりやすく解説する。
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遺伝子のオンオフを決めるエピジェネティクスについて、基本のきからがんとの関連性など最新の研究に至るまで、可愛い猫が噛み砕いて解説してくれるインフォグラフィクス。大人の方だけでなく、中高生にも読んでいただきたい記事です。
週末のリラックスタイムにぜひ。
かつて(1990年代)、「人間はこれだけ複雑な生体をしているのだから、遺伝子数は10万くらいはあるだろう」と予測されていました。
その後、ヒトゲノム計画で全遺伝子が解読され、「なんと人間の遺伝子数3万あるかないか」だと分かり、科学の世界に衝撃を与えました。
そのご、2.5万?いや2.2万?しかない、今では遺伝子数は2万強「しかない」ことが明らかになりつつあるそうです。
実は「線虫」というきわめて単純な構造の生物の遺伝子数も2万。したがって、人間とほぼ同じ数です。
では、なぜこれだけ少ない遺伝子数で人間という複雑な生物になりえるのか。その理由の一端が、今回のエピジェネティクスです。(これ以外にもRNAスプライシングという、これまた複雑なメカニズムが存在します)
ただ、記事の最後にあるように、ラマルクが提唱した「用不用説」がカムバック賞を獲得するかもしれないという話は、初めて知りました。とてもわくわくしますね。
三毛猫が原則雌というのも興味深かったです。ということはハムスターやウサギも同じなんですね。
産まれたときには母親似だったが、だんだん父親に似てきた
とかも関係あるのかな。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません