アフリカにおける日本企業の動き(2022年9月)
アフリカビジネスパートナーズ
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注目のコメント
今月は、東芝エネルギーシステムズ、伊藤忠商事、ブリヂストン、住友ゴム工業、矢崎総業、住友商事、ダイキン工業を取り上げています。
脱炭素・火力発電からのシフトの流れのずっと前から再生可能エネルギー大国だったのがケニアです。電力の約半分を地熱で賄っており、続くのは水力です。地熱発電は日本企業もコントラクターやタービンなど機器供給で関わっており、今後も有望な投資領域だと思います。矢崎総業のワイヤーハーネス工場新設のニュース、ウクライナ以降生産地シフトが進んでいることもあり、今後もアフリカででの製造数量は増えそうです。ナイジェリアのラゴスは気温も湿度も高くエアコンに向いた地域で(ただし電力供給が壊滅的)、パナソニックが昔からエアコンを販売していますが、LGや中国メーカーが形成している価格相場になかなか太刀打ちできない状況でした。ダイキンは後発としてナイジェリアに進出しましたが、インドパーツによる組み立てを視野に入れると明らかにしています。