2023/1/1

【加藤出】日銀「アフター黒田」で今年の景気はどうなる?

NewsPicks編集部
先進国の中央銀行で続々と政策変更が実施され、2022年は世界経済の転換点となった。
インフレを抑え込むため、各国の中央銀行は強烈な利上げをし、必死に景気を冷まそうとしている。
そうした政策変更にしびれを切らし、昨年末には日銀も長期金利(10年国債)の上限を0.25%引き上げて0.5%とした。
この日銀の決定は、黒田東彦総裁が就任以来9年半にわたって継続してきた金融緩和政策の転換とみられている。
日銀がついにパンドラの箱を開け、今年4月8日には任期満了を迎える黒田総裁の後任が就任し、日本経済は新たなフェーズに突入する。
2023年、世界経済はどこに向かうのか?その時、日銀はどうする?
東短リサーチの加藤出チーフエコノミストが予測する。